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コンセプトノート

750. 次の一歩を促す(敷居を下げる、背中を押す、手を引く)

成果の発表でなく過程の共有でOKです ちょっとした言葉づかいが、相手の行動を促したり押しとどめたりします。先日わたしのファシリテーションを見学してくださった方から休憩時間によいアドバイスをいただきました。 グループで話し […]

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749. まとっているもの、背負っているもの、抱えているもの

不合理な相手 ここのところ交渉のトレーニングが続きました。交渉のスキルを学んだ参加者は、そういったスキルが通用しない「不合理な相手」へと関心を移します。 論理的には妥結すべき状況なのに首を縦に振らない取引先、毎回言ってく […]

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748. 身だしなみとしての上機嫌

不機嫌臭・説得臭・軽視臭 (略)社会人向けの講演やセミナーを行うなかで、「ああ、この人は不機嫌に見えるな」と思う人にたびたび出会います。(略)とりわけ中高年の男性に顕著です。(略)男性だけの講演では、会場の空気は固まって […]

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747. ゴールが秘める魔法の力

ゴールが秘める魔法の力を取り戻すには  まずゴールを、「パフォーマンスを評価するしくみ」から、「人を鼓舞し、能力を高めるしくみ」に切り替えよう。つまり、会社におけるゴールのモデルや存在そのものをつくり替えるのだ。志のある […]

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746. 統治のあり方を決める

意思決定者の育成と継承 A社は小規模ながら優秀な社員と競争力のある知的資本を有する、業界でも知られる存在です。創業から社をけん引してきた社長が100%の株式を所有し、役員も存在しません。社長はまだ十分にお若いのですが、1 […]

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745. 人生の障害としての「自分」

「自分」という問題 僧侶のワールポラ・ラーフラは、一九五九年に出版した影響力のある著書『ブッダが説いたこと』(岩波文庫) でこの問題を非常に印象的にとりあげている。「ブッダの教えによれば、自己という概念は想像上の誤った思 […]

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744. 再考 (rethink) する

学習学の隆盛(の兆し)  一〇年ほど前、アメリカ合衆国教育省が学習法に革命を起こしてもおかしくないはずだった文書を発表した。アメリカのトップクラスの学習学の専門家らが執筆した報告書だ。提言一つひとつに多数のエビデンスの裏 […]

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743. 失敗にまつわる名言(『失敗の科学』から)

『罰則を強化したところでミスそのものは減らない。 ミスの報告を減らしてしまうだけだ。』 航空業界では、ミスを業界で共有し改善していく文化が育まれているそうですが、それを支える具体的な仕組みとして、たとえば 『パイロットは […]

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742. 「もの申す」スキル

「もの申す」のは難しい ある手術の準備で、患者の喉に気管を挿入する際に小さなトラブルが発生した。執刀医たちは奮闘するものの、他のトラブルも重なってうまくいかない。患者の容態は急激に悪化していく。看護師は状況を読み、代替手 […]

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741. レトリックで発想を広げる

発想を広げる技術をレトリックに学ぶ レトリックは修辞技法、ひらたく言えばものの言い方くらいに思っていましたが、修辞学と訳されるべき幅の広い概念であることを学びました。Wikipedia(英語版)のエントリは1万3千語超、 […]