座談というアイディア生成装置 『座談の思想』という魅力的なタイトルの本を読みました。著者の鶴見太郎によれば 『現在の日本ほど総合誌・文芸誌を問わず、座談が毎月、毎週のように紙面を飾る国は珍しいといえる』 そうです。それほ […]
カテゴリー: コンセプトノート
509. 「根性」を定義する
“Grit”が成功を予測する 「成功を予測するのはIQより〇〇」式の主張はたくさんあります。ペンシルベニア大学の研究者アンジェラ・リー・ダックワースによれば、〇〇は”grit̶ […]
508. 内向的だが内気ではない
内向性と内気の違い Emotional Intelligence Theory(情動知能理論)、いわゆるEQ理論の提唱者の1人であるジョン・D・メイヤー教授は、その興味をPersonal Intelligenceへと発展 […]
507. 怒りと迷いの10段階評価
怒りの10段階評価 『イラッとか、カチンとか、ムカッなどの怒りの感情を感じたら、それがどの程度の強さなのかを、0~10段階のレベルに分けてみるのです。』という文章を初めて読んだときには、「ちょっと無理ではないか」と感じま […]
506. 思考の盲点
思考についての6つの思い込み 私は事実に基づいて決断している。 (I base my decisions on facts.) 私は良い点と悪い点を注意深く比べている。 (I weigh the pros and con […]
505. 内なる検事・弁護士・判事
リトル・ホンダ イタリアの名門サッカーチームACミランに厚待遇で移籍した、本田圭佑選手の言葉が話題になりました。多くのオファーからどうやってACミランを選んだかとの質問に、こう答えたのです。 「心の中のリトル・ホンダにた […]
504. 日記には何を書くべきか
行動を記録せよ 「感想を書くのはやめるにかぎる」という項で、1940年生まれの著者は小学校時代に絵日記を書かされた思い出を次のように振り返っています。 (略)書くことがないのに、書かなければならない。だからいやになる。 […]
503. 小さな記録の大きな効果
記録はダイエット効果を倍にする 2008年、アメリカで1685人の被験者を対象にしたダイエットの実験が行われました。平均年齢は54.8歳、体重は96.5kg、平均BMIは34.3。全体の78.8%が肥満(BMI≧30)で […]
よく驚ける人がよく考えられる 「自分で考える人材を育てたい」。顧客企業からもっともよくいただくご相談です。もちろんその支援をしますと謳っているのでそういう話題が多くなるわけですが。 今回は自分で考えるという言葉をすこし掘 […]
501. 手ぶらだから出せる知恵
手ぶらでも常に持ち歩いているもの 私のものはすべて、体といっしょに持ち歩いている。 omnia mecum porto mea. (キケロ『ストア派の矛盾について』8) ギリシアの七賢人の一人ビアスが、祖国プリエネが占領 […]