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コンセプトノート

290. 「この仕事を地下で続けよ」という意志決定法

たとえば、私がある相当むずかしいトピツクについて書かなければならないとする。その際、最上の方法は、それについて、ものすごく集中的に――それこそ私に可能なかぎりの集中力をもって――数時間ないし数日間考え、その期間の終わりに […]

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289. 自分さんからの依頼

すべての行動は(自発的な行動でさえ)依頼から始まる  世の中のすべての行動は誰かに何かを依頼することから始まる。言語学者、ジョン・サールは このことを彼の著書『言語行為 (Speech Act)』で明らかにした。 ― ポ […]

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288. 宇宙論的症状(遭遇したことのない状況)

教授は『人々が突然、この宇宙はもはや合理的で秩序あるシステムではない』と感じるほどの状況なので「宇宙論的症状」と命名しています。要するに、かつて遭遇したことのない状況に直面してパニック状態に陥っている状態ということです。 […]

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287. 直近の失敗(と成功)に振り回されないために

Aという見込み顧客への提案が通らなかった。それどころか厳しい指摘をいくつもいただいて、ショックを受けた。次のB向けの提案に向けて、何を改善すべきなのか。  われわれは直近の目立ったことがらに影響されやすい傾向(検索容易性 […]

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286. 楽しみを後回しにしない

 あなたの難題の本質が何であれ、いまや真の成功を手にしているかのように生きるときだ。”大好きなことだけをせよ、することすべてを大好きになれ”という忠告にしたがって、少なくとも一週間生活してみてほしい。自分が何を経験するか […]

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285. 災厄という恵み

人々に自分たちの人生を形作ってきた上で最も重要なことは何かと質問すると、大恐慌時代を生き延びてきたこと、家族の一員が亡くなったこと、あるいは大事故に巻き込まれて危うく九死に一生を得たことなどがもたらす恩恵の効果について話 […]

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284. メタ・メッセージ

コミュニケーションはメッセージの伝え合いです。リチャード・ファースンは、コミュニケーションに付随して伝わる「隠れたメッセージ」があるといい、それに「メタ・メッセージ」という名前を付けています。これは単に話し手の感情などの […]

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283. 三兎を追う者は猪を得る(2)

「三兎を追う者は猪を得る」の続きです。 「長老になった彼が若者の相談に応じる形で、自分が伝説の狩人となった理由を語ります」と書きましたが、物語形式はいいかげんわざとらしいので止めて、若者が得た教訓だけをまとめておきたいと […]

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282. 三兎を追う者は猪を得る

「二兎を追う者は一兎をも得ず」(同時に二つの事をしようとすれば、両方とも成功しない ― 広辞苑)という諺は、漢文調ですが中国ではなくローマの諺だそうです。そして「三兎を追う者は猪を得る」と続くのはご存じでしょうか。 これ […]

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281. 自利利他

リーダーシップ研修の設計をしているときに、先輩講師から「自利利他」(じりりた)という言葉を教わりました。大乗仏教の言葉で、TKC全国会という税理士・公認会計士の組織の経営理念として知られているとのこと。TKC全国会の創始 […]