テーマを決めて週イチで書いてみるという「週記のすすめ」。
> 週記のすすめ(1)
> 週記のすすめ(2)
今日は、週記から期待できる効果について考えてみたいと思います。すでに(1)で
・「感じた」ままで終わらせない
・過去の自分と比較することで思考の堂々めぐりを防ぐ
という効果を挙げました。今日はもう一点付け加えます。
チャンスに強くなる
Aさんは、すでに自己資金で自分の会社を立ち上げています。
更に新事業として温めているテーマがあるとのことでしたので、
VCの方に紹介する前提でお話をおうかがいしました。
しかし雑談から入って20分ほど。Aさんは自然と
「もう少し時間を掛けて再挑戦します」
と言われました。
わたしが特別に鋭い質問を発したわけではありません。
ただ、あるテーマで20分も話をしてみれば
どのくらいそのテーマについて考えを巡らせてきたのか、
話している本人が気づくものです。
わたし自身もつい最近似たような経験をしました。
知人が面白そうなプロジェクトの話をしています。
何か一枚噛みたいと思うのですが、どこかで読んで
きたような話しかできません。
「これではお声が掛かるわけがない」
と思わざるを得ませんでした。
チャンスを逃したわけです。
チャンスに巡りあう確率は、大なり小なり上げられます。
確実でないのはそれが「いつ」なのかということ。
本業をこなしながら、新しいテーマで
いつ来るか分からないチャンスを捕まえるには、
いつ準備を始めればいいか?
そう、「今から」「少しずつ」、ですね。
週記はそれを可能にしてくれると思います。