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いつまでも若々しく生きる


ミニレビュー

ついに3冊め。この方の講談調というのか漫談調というのか、独特のトークは癖になります(笑)。

タイトルから想像が付くように、長寿の心得みたいなものです。さすがにピンとこなかった…。

この本も講演集なんですが、出典を見ていると、最後の講演が昭和43年9月24日。この方は同年12月1日に亡くなられたそうなので、死の2ヶ月前まで講演をされていたことが分かります。そのとき92歳。講演の題名は「いつまでも若々しく生きよう」。

引用:

 健康になり得た私の健康法が、とりもなおさず、私を長生きな人間にしてくれたという実際的な長寿法なんであります。ただ長生きしているばかりではなく、超特的な健康で、しかも席の温まる暇なく東奔西走し、半世紀、五十年の長きにわたって、少しも疲労も倦怠も感じないで、自分で言うのもおかしな話だが、颯爽とこのお仕事を継続しておるのであります。

こういうことが言える92歳でありたいものです。