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一瞬で信じこませる話術コールドリーディング


ミニレビュー

占いも楽じゃない

引用:

 

コールドリーディング(Cold Reading)とは「まったく事前の準備なしで初対面の人を占うこと」「人の心をその場で読むこと」というような意味になります。今まで聞いたことも会ったこともない人の現在・過去・未来をズバリ言い当てる――というわけです。
 ただし本書では、純粋な霊感や超能力ではなく、テクニックやトリックを使ってそれを実現することを”コールドリーディング”と呼ぶことにします。

タイトルの「一瞬で【信じ込ませる】」はやや誇張かなという感じです(本の中でも、詐欺者が被害者を信じ込ませるためには数回の準備を経ると書いてあります)が、少なくとも相手が潜在的に思っていることを引き出したりすることはできそうです。

ただ、入念にシナリオを練る準備、本番でハッタリをかます度胸、その場の状況に応じて適切な会話を進めていく頭の回転の速さなどが必要です。占い師も大変だ。

ネットで情報を集めてみると、海外サイトなども合わせればかなりの情報は手に入ります。学問とまでは言えないものの、かなりの知見が集められていますね。
だいたい、以下のような感じでしょうか:

・誰にでも当てはまる、一般的なことを言う(ストックスピール)
・曖昧な言葉から初めて、相手から情報を引き出す
・当たっても外れても言い抜けのできる質問や予言を用意して鎌を掛ける
・言葉の定義を絞ったり広げたりして、ハズレをなくす
・間違った予言は記憶に残らないので、大胆にやってよし!