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ボクらの街のボクらのお金


ミニレビュー

ある街で小学生が始めた「交換条件」のメモがいつしか「ボクらのお金」になり、街の経済の活性化に寄与してしまう・・・という、ほとんど絵本のような寓話(ただし教育効果高し)+地域通貨の事例集。30分で「地域通貨って何よ?」を満たしてくれる良い本でした。ぜひネット上で誰でも読めるようにして欲しいなあ。いま在庫切れだし。

地域通貨は「こども銀行券」みたいなものと説明されれば、その限りにおいてはよく分かります。いつも混乱してしまうのは、なぜそれが円とリンクしている地域経済の活性化に役に立ってしまうのか、というところ。この本にも、

引用:

 

『ボクらのお金』
につられて
『普通のお金』
がグルグル回りだしたのだ。

というくだりがあります。ちょっとこの辺を追いかけていきたい。よく分かったら起-動線ポイント(仮名)の導入に活かします。