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ベンチャー創造の理論と戦略―起業機会探索から資金調達までの実践的方法論


ミニレビュー

この本を読んだことのないベンチャーキャピタリストには会ったことがないというくらいの定番です。初版は1977年ですが改版を重ねて20年、4th Editionを和訳したのが本書。訳者は現在イー・アクセスの代表取締役会長兼CEOである千本 倖生氏。

トラベルガイドとして

『終着点ではなく旅であるということ』。
650ページに及ぶ大著の614ページ目にそう書いてあります。ベンチャー育成はほとんどの場合失敗しますし、成功イコール幸せではないかもしれない
それでも起業家の多くは『引退など眼中になく、再度、しかもただちに挑戦しようとひそかに考えている。しかも、それまでの職業経験で最も喜びに満ち、充実していると口をそろえる。』

事業を育てるという長旅のトラベルガイドとして、これほど頼もしい本もありません。