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640. 「叩いて伸ばす」

「叩いて伸ばす」信仰 先日、ある企業で研修のファシリテーターを務めました。テーマは、ネガティブな感情を引き起こす摩擦や対立(コンフリクト)です。 今回は参加者の大部分がセールス部門のマネジャー。社内では上司・部下・他部署 […]

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639. 四絶

思考の生活習慣病 思考の放棄 ― 「これだけの情報では無理ですよ」などと口にして、自ら考えることを止めてしまう 思考の依存 ― 「だって、社長が言ってますよ」と人の頭に頼ってしまう 思考の歪み ― 推論の過程にムラや無理 […]

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638. 鏡を見る

ミラー・テスト ピーター・ドラッカー『明日を支配するもの―21世紀のマネジメント革命』に、こんな魅力的な一節があります。 倫理についての原則はただ一つである。しかも、判断の方法は簡単である。それをミラー・テストという。 […]

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637. 最善、最悪、ばらつきをイメージする

3点見積法 時間・コスト・収益など、量を大まかに見積もるときに、楽観的-本命-保守的の3種類のシナリオを作るときがあります。これによって台風の進路予想図のように予想に幅を持たせることができるうえ、本命シナリオよりも精度の […]

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636. 生産的に目をそらす

自縄自縛からの脱出 問題を解決するためには、ふつう問題の原因を探します。しかし原因の追求が原因を固定あるいは深化させてしまう、やっかいな問題もあります。前向きになれない・自己肯定感が持てないという心理的な問題がその典型。 […]

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635. 有用で、妥当で、○○

検査には、満たすべき基準がある 民間の遺伝子検査ビジネスを解説した記事(1)のなかに「ACCEモデル」という枠組みを見つけました。アメリカの疾病管理センター (CDC) が考案した、遺伝子検査の正当性を測る基準のようです […]

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634. Shaper(かたちづくる者)

不確実さに対する戦略を4×3×3通りの組み合わせから選ぶ 経営コンサルタントのヒュー・コートニーらは、2000年の論文「不確実さのもとでの戦略」”Strategy under uncertainty&#822 […]

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633. 「やろう」と思うにいたる2ステップ

自己効力感 仕事の一環で「自己効力感」について調べていました。この造語らしい響きの言葉は “Self-efficacy” という造語を訳したもので、「自分がある状況において必要な行動をうまく遂行で […]

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632. そのくらい自分で考えろ

「そのくらい自分で考えろ」 先日ある研修で、組織の意思決定力を高めるというテーマでグループディスカッションをしてもらっていました。参加者はさまざまな企業の幹部の方々。自分の意思決定を支援してもらうために、そして部下の意思 […]

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631. ××に見える、○○な善意の人。

よかれと思っているのに もう7年半も前ですが、こんなリストを書き留めていました。 あなたはすべてのことに答えを知っていると思う。しかし、他人はそれを傲慢だと見る。 自分のコメントが他人の役に立っているとあなたは思う。だが […]