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なぜか、うまくいくチームの上司の習慣術


ミニレビュー

ちょっと引用したい部分があって、amazon.co.jpで1円で購入しました。レビューは1件もされていませんが、掘り出し物でした。

まず、問題設定が魅力的です。プロローグから引用します。

引用:

 

「上司病」の兆候は、上司を挫折させ、臆病にします。また時には、長い時間を必要とする役割はうまく果たせないのではないかとまで思い詰めるようになります。でも、ここでちょっと歩を休めて考えてみてください。あなたの人生で大きな部分を占めるこの時期に、上司としての風格と快活さを手に入れようとしないのは、かなりおかしなことだとは思いませんか?

その「上司病」とは何か。これがまた共感できます。

引用:

 

●「上司」は、責任の複雑さと、とどまることを知らない市場の変化にすっかり圧倒されてしまっている。
●「上司」は、片付けなければならない山のような仕事、分析しなければならない多量の情報、そして、上役や投資家、顧客からの多大な要求といった、処理しきれないほどの負担を抱えている。
●「上司」は、従業員の維持費の高さ、危機管理、不確実な将来への不安によって過度の緊張を強いられている。

著者らは「上司病」とは無縁な上司にインタビューを重ね、その人たちに共通するルールを抽出し、本書の骨組みに据えています。そのルールとはこんな感じ。

  1. あなたの「意志」を活性化させよう(単なる「危機反応」で行動していないか?)
  2. すべての「責任」を認めよう(自分は「犠牲者」だと思っていないか?)
  3. 組織のクローン人間をやめよう(自分や部下の長所を積極的に利用しているか?)
  4. ストレスを力に変えよう(素早いだけの「一時しのぎの対策」をとっていないか?)
  5. 計画に縛られず、可能性を探ろう(一つのやり方にこだわり過ぎていないか?)
  6. 必ず部下を優先しよう(顧客を優先しすぎて、部下をなおざりにしていないか?)
  7. あなたから先に与えよう(「自分の身は自分で守るしかない」と思っていないか?)
  8. 真実を要求しよう(部下と腹を割って話すことを恐れていないか?)

「上司病」から抜け出す8つのルール*ListFreak

ちょっとエンジンをかけ直したい上司の皆さんへ。

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