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ひげうさぎ先生のだれでも書ける文章教室


ミニレビュー

blogをサラサラと書きたい人にも

著者は、私立小学校の教頭先生。
ご自身の長年にわたる作文指導の経験を簡明にまとめた本です。

小学生向けとあなどるなかれ。日ごろ日記やblogのようなカジュアルな文章を書いていて、なかなか筆が進まない方は、役に立つヒントが数多く得られると思いますよ。

例えば、「日記上達のポイント」。
1. 「一文一義」に徹すること
2. 「今日、ぼく(わたし)は、思う、きれい、でも」を使わないこと
3. そのかわり、「見たこと」を書く=「描写する」こと

実はいま小3と小1の子供に日記をつけさせていますが、とくに2+3ははっきりした効果があります(←たとえば、ここで「効果がある」という代わりに、効果を感じたシーンを「描写」するのです)。

あるいは、発展編「こんな”ネタ”で書いてみよう!」にある、『発見+三つの「みる」』というコツ。ちょっとした発見をネタにするためには、三つの「みる」、すなわち
1. よく見る
2. 調べてみる
3. してみる
をやってみなさいと書いてあります。
ちょっとした発見を観察し、調査・分析し、試行(検証)してみる。
それを描写すれば、オリジナルな文章になりますね。
ハッとしたことを題材にblogを書いているわたしも、肝に銘じておかねば。

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