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どんな相手ともうまくいく!「心の合い鍵」の見つけ方―必ずイエスを言わせる「ソーシャル・スタイル」セールス教本


ミニレビュー

基本的にはセールスの本ですが、メッセージは対人関係全般に敷衍できます。

副題にある「ソーシャル・スタイル」とは、対人関係のスタイルを二つの軸を組み合わせた四象限で表現されます。
1つめの軸は「主張性」。人が他者に影響を与えようとするときのスタイルは、右端に「断言するタイプ」、左端に「問いかけるタイプ」と書いた線分上にマップできると定義します。
2つめは「対応性」。これは感情表現のスタイルで、上端に「課題中心型」、下端に「人間中心型」と書いた線分上にマップできるとします。
そうすると、下図のようなマトリクスが作れます。

            課題中心型の対応性              
                    │                      
問                  │                    断
い                  │                    言
か  アナリティカル  │    ドライバー      す
け                  │                    る
る                  │                    タ
タ─────────┼──────────イ
イ                  │                    プ
プ                  │                    の
の    エミアブル    │  エクスプレッシブ  主
主                  │                    張
張                  │                    性
性                  │                      
            人間中心型の対応性              

目次はこのような感じ。

引用:

第1章 ナンバー1になるための教え
第2章 対応力を鍛える
第3章 ソーシャル・スタイルを使いこなす
第4章 アナリティカルに対する方法
第5章 ドライバーに対する方法
第6章 エミアブルに対する方法
第7章 エクスプレッシブに対する方法
第8章 使いこなすためのコツ

この主張性−対応性のマトリクスの成り立ちをしっかり理解しておけば、「○○に対する方法」をすべて覚えなくてもなんとかなりそうな気がします。

似て非なる切り口ながら、次のリストを思い出してしまいました。

  • 「結果重視」と「プロセス重視」
  • 「数字重視」と「人間関係重視」
  • 「直観型」と「熟考型」

話が合わない人にありがちな価値観のズレ*ListFreak

リスト (from *ListFreak)