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図解仕事ができる人のノート術―ノートを使って深く考え、発想する122の方法!!


ミニレビュー

■仕事ができる人って、誰?
アイデアマラソンで有名な樋口 健夫さんのノート術。樋口さんのノートと鞄の大公開!というイメージの本です。

つまり「仕事ができる人のノート術」という汎用化された方法論が提示されているというよりは、樋口さんはこのようにノートを使いこなしているという本なのです。だから具体的で迫力がある。反面、自分には合わないと感じる方もいらっしゃるかもしれません(Amazonでもそのようなコメントがちらほら見受けられました)。

わたしもノート好きだったりするので、大先輩のノート術を興味津々で学びました。

■ノートは1冊
プライベートも仕事も1冊の「ザ・ノート」で何とかしようという発想は賛成です。公私渾然(ワーク/ライフ・ブレンド)なワークスタイルに挑戦する上でも、仕事とプライベートのノートをマージしてしまうことで、新しい気づきがあるかもしれませんよ。

■ノートはA5
もう一つの共感ポイントは、A5のノートを使っているところ。

この本では一冊のノートに情報を集約すること、しかも手帳でなくA5ノートに集約することの利点(のひとつ)として「失くしづらい」というのを挙げています。これも、とっても実用的な視点ですね 。

A5ノートのもう一つの利点は、「A4用紙を2つ折りにして入れておける」こと。ビジネスドキュメントはA4用紙が圧倒的に多いので、ちょっと打ち出した情報を2つ折にして挟んでおけるA5ノートがいいんですね。

といいつつ、わたしはここ1年ほどA6の小さなノート(100円ショップで3冊まとめて買えるやつ)を使っていました。携帯性はよいのですが、いかんせんスペースが小さい。スペースが小さいとメモはできますが図が描けない。図が描けないと発想が広がらない。

…来週からまたA5を試してみようかな。