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意思決定のための「分析の技術」―最大の経営成果をあげる問題発見・解決の思考法


ミニレビュー

●質量ともに優れた、分析のツールキット
経営分析の手法を整理して紹介しています。問題分析から解決策の立案までのステップについて説明している本ではなく、あくまでも「分析の技術」がテーマ。実用性において類書の中で最も高い評価を与えたい一冊です。

●基礎的な思考スキル・発想の手がかり集としても
内容を紹介するために、目次を引用しておきましょう:

第1章 「大きさ」を考える
第2章 「分けて考える」
第3章 「比較して」考える
第4章 「変化/時系列」を考える
第5章 「バラツキ」を考える
第6章 「過程/プロセス」を考える
第7章 「ツリー」で考える
第8章 「不確定/あやふやなもの」を考える
第9章 「人の行動/ソフトの要素」を考える

これらのテクニックをいつどうやって使うかを説明することには、それほど力点が置かれていません。ツールキットの感覚で、パラパラめくりながら使えそうなテクニックを探していくような使い方がよいでしょうか。ソフトカバーなのでそういう使い方もやりやすそうです。

モヤモヤした問題を整理していく手法だと考えれば、これはほとんど全ての仕事で使えるスキルです。ここに書かれている手法をそのまま覚えるのではなく、分析の「視点」を学ぶつもりで読んでいくのがよいと思います。