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「儲け」を生みだす「悦び」の方程式

『「仕事ごころ」にスイッチを!』と同じ、小阪裕司さんの最近刊ですが、これもおもしろかったです。ご本人が本の中で自称されていましたが、まさに「芸人」であり、本の内容は「芸」ですね。
タイトルに凝縮してテーマが表されていますが、「儲け」を生み出すためには「悦び」を提供して顧客を動かす必要があるが、その動かし方の「仕組み」を構築できれば、あたかも「方程式」のように自動的に「儲け」が生み出されるようになる、というのが大意です。
まあ、こう書いてしまうと眉唾に聞こえますし、おもしろみもないですが、実例、比喩の的確性で、非常に説得力がある上に、漫談風の語り口で実に楽しく読むことができます。ある意味、ビジネス書というよりもエンターテイメントといった感じです。
もちろん内容も、自分の仕事を振り返る上できっと役立つでしょう。