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コンセプトノート

310. 「正しい」は「好き」の言い換えにすぎない

脳が感じる「正しさ」 僕らにとって「正しい」という感覚を生み出すのは、単に「どれだけその世界に長くいたか」というだけのことなんだ。(略)そういう経験の「記憶」が正しさを決めている。(太字部分は、原著では傍点) 池谷 裕二 […]

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309. 複眼思考のフレームワークとしての「真善美」

生田長江「一の信条」 マネジャーは、つねに複眼的な思考を求められます。しかも往々にして、納得のいくまで選択肢を吟味する時間が与えられません。 そんなときに頼りになるのは、バランスの良い視点を備えたフレームワークです。マネ […]

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308. 妥協という知恵

よい意志決定は、よい原則から導かれます。 実際、多くの方は、重要な局面で自分がしたがうべき原則を思い出すきっかけとなる言葉をお持ちです。いわゆる「座右の銘」です。 したがうべき原則を持てば、迷いは減ります。このことからも […]

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307. 再定義(あるいは名前付けゲーム)の力

「再定義」の力 「再定義」は、わたしのお気に入りの言葉です。「再定義」という言葉には、自分が暗黙のうちに抱いている前提を掘り起こし、問い直し、考えさせる力があると思っています。ピーター・ドラッカーは、企業の利益を「事業継 […]

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306. 「大胆に行け。でもギャンブルはするな」

僕は心の底から、不可能なことなどないと信じている。だから社員にはこう言うのだ。「自分を信じろ。君ならできる」 続けてこう付け加える。「大胆に行け。でもギャンブルはするな」 リチャード・ブランソン 『僕たちに不可能はない』 […]

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305. 論理的思考の役割

「THE 21」2009年7月号(PHP研究所)の特集『残業ゼロの「スピード判断」術』に、将棋棋士の羽生善治さんのインタビューがありました。 コンピュータ将棋のプログラムと人間とでは、強くなっていくプロセスが違うそうです […]

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304. 古賀さんのクリエイティブ・チョイス

しかし、せっかく一緒に仕事をした方々と顔を合わせずじまいなのは残念。わたしが勝手に「チーム・クリチョイ」と呼んでいた面々、すなわちわたし、川上さん、イラストの古賀 重範さん、装丁の長坂 勇司さんの4人で会いたい。ただ会う […]

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303. 「勝ち組の反意語は、何もしない人」

「選択肢を試してみることの重要性を説くくだりがあったが、自分がかつて所属していたような大企業で話をする際には工夫が必要だと思った。なぜなら、聞き手の心の中に『そうは言っても……』と、『しない理由』がたくさん挙がるに違いな […]

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302. イノセント・クエスチョン(純真な質問)

質問は、場の理解を深めも壊しもします。場の目的を思い出させてくれるような質問もあれば、質問の名を借りた自慢や叱責もあります。 前者の「深める質問」の中でもとりわけ難しいのは、その質問によって「そんなことも知らないの?」と […]

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301. Win-Winの好循環を回すもの

おお、ありがとうございます〜 最近よく仕事のメールをやりとりするAさんの口グセ(メールなので筆グセというべきでしょうか)は、「おお、ありがとうございます〜」です。ご本人はどちらかというとゴツい感じの男性ですので、外見とは […]