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コンセプトノート

410. どんなに不連続に思えても、未来と現在はつながっている

最悪の未来は描きやすい 「この会社が5年後も存続していると言い切れる人?」と、リーダー研修などで聞いてみます。誰も手を挙げません。東日本大震災の後はなおさらです。そこで「天災などで経営資源が直接かつ一気に損なわれるケース […]

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409. パスカルの賭け(0×∞問題)

0×∞問題 意思決定の難しい問題に、わたしが勝手に「0×∞(ゼロかける無限大)問題」と呼んでいる状況があります。要するに「起きる確率はほぼゼロだけれど、起きたときのメリットが無限大(あるいはデメリットがマイナス無限大)で […]

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408. 合理的な選択の袋小路(とその突破)

ケーススタディ「A社からの脱出」 あなたは新卒で大企業A社に入社し、X年が経ちました。さまざまな理由から、A社は地獄だと感じるようになり、起業を検討しています。 とはいえ、起業の失敗もまた地獄です。A社のような大企業への […]

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407. 「罪を憎んで人を憎まず」はどこまで正しいのか

「罪を憎んで人を憎まず」は問題解決の心得 ある問題が起き、その職務の当事者を不適格として交代させた。ところが、新任者もまた同じ問題を起こしてしまう。交代させられた人は当然やる気を失っていく。いつしかその職務は「モチベーシ […]

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406. ゆるまって、ころがって、決まる

パラフレーズ(言い換え)の力 「言の葉、言の幹、言の根」というノートを読んでくださったYさんと、ランチをする機会がありました。仕事上、いま大きな議論を呼んでいる社会問題の当事者たちにインタビューをするつもりなので、「話を […]

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405. ワークシート(Worksheet)とシンクシート(Thinksheet)

ワークシートの「書かされ感」 ある組織で、ある業務の定着化の支援をすることになりました。目標を立て、予定と実績を把握し……という仕事の流れを見直し、新しいやり方の定着を図るプロジェクトです。定着担当者の方が「ワークシート […]

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404. 調べる前に考えよ

調べる前に考えよ  エール大学の浜田 宏一教授は、母校である東京大学に招かれての講演で、恩師であり後にノーベル経済学賞を受賞するジェームズ・トービン教授の思い出を語っています(1)。トービン教授は、文献を調べてきますと言 […]

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403. 言の葉、言の幹、言の根

相手の思いや考えを、どのように促すか  相手が自らの思いや考えをはっきりさせるために、何をどのように聞けばよいか。研修のような1対Nの場でも、意志決定コーチングのような1対1の場でも、常に直面する問題です。 共感に満ちた […]

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402. 人ひとり社会で生きていくために本当に必要なもの

以前務めていたコンサルティング企業から、社内勉強会のファシリテーターを依頼されました。テーマは自由とのこと。現役の後輩諸君と自分との違いといえば、やはり組織で仕事をしているか独りでやっているかです。そこで「独りで生きてい […]

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401. 「新年の決意」の疑い方

止めるという目標と、目標設定を止めること 年末年始は何かと「目標」が気になる季節。すこしひねった角度から目標について考えさせてくれる文章を2つ見つけたので紹介します。 ひとつは『どうやって「やめどき」を知るか』という、今 […]