ミニレビュー
引用:
十九世紀後半のウィーンには、その後の心理学の歴史を大きく変えることになった巨匠たちが綺羅星(きらぼし)のごとく現れた。しかし、欧米では今もジグムント・フロイト、カール・ユングと並んで必ず言及されるアルフレッド・アドラーの名前は、日本ではあまり知られていない。
(序章)
という、アドラーの生涯とその思想をコンパクトにまとめた本。その理論についてはWikipediaにまとめられています。個人的に興味を持ったのは目的論(Teleology)という考え方。目的論について感じたことについてはコンセプトノートに譲りますが、一言でいえば、いい意味で逃げ道をふさいでくれます。
(参考)
「コミュニケーションの玉ねぎ」
「感情は自分が創り出している、と考えてみると」