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矛盾を活かす超発想


ミニレビュー

「ロボットコンテスト」を提唱するなど、創造性開発にも携わっておられる「ロボット博士」森 政弘博士の著書。仏教に造詣が深い著者ならではの発想のヒントがたくさん。面白く読みました。

ビジネススクールで教えているような論理的思考の枠外の話を仏教の教えがうまく掬っている(たとえば「原因と結果の間にあるもの」)なあと思っていました。この本にもそういう意味で蒙を啓かれました。原因と結果の間には「縁」が、善と悪の間には「無記」がある。そう整理して考えていくと、発想がぐっと広がります。

(参考)
無記(善くも悪くもない)

コンセプトノート

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