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学び方がわかる本―勉強は楽しい!!

  • タイトル:学び方がわかる本―勉強は楽しい!!
  • 著者:日本使える学習法の会(編さん)、代田 恭之(寄稿)、小笠原 林樹(寄稿)、大野 弘雄(寄稿)、三好 宣史(イラスト)、冠地 和生(序論)、L.ロン ハバード(原著)、L.Ron Hubbard(原著)、トランスレーションズユニット(翻訳)
  • 出版社:ニューエラパブリケーションズジャパン
  • 出版日:2003-08-30

ミニレビュー

子供向けの本(ほぼ絵本)ですが、自分にとってもためになりました。

まず、勉強には目的があるということが語られます。実際、子供にこれを納得させるのは難しいこともありますが、勉強の対象を選べる社会人であれば、勉強の目的は明確なはず。

次に、三つの勉強の障害(とその乗り越え方)が語られます。

引用:

 

・いちばん重要な障害 誤解語
・他の障害 マスがないこと
・もうひとつの障害 段階の飛び越し
(目次より)

「誤解語」とは、意味を知らないか間違って理解している単語。混乱してきたら、理解できたいた場所まで戻り、誤解語を探してみる。

「マスがない」とは、「何について勉強しているかを具体的にイメージできない」ということ。実際に観察したり模型を作ったりしてみる。

「段階の飛び越し」とは、本来踏むべきステップを抜かしてしまうこと。階段は一段ずつ登る。

うまく学べないと感じるときには、自分がどこにいるのか(何が障害になって学べないのか)と俯瞰してみれば、次になすべきことが分かる。そのような意識を持たせてくれる本です。

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