ミニレビュー
文章スクールを主宰する著者の、ちょっとした文章教室。20のゲームをやっていくうちに文章力が付くように工夫されています。
さまざまな角度からのゲームが用意されています。文を短くしたり文の長さを調整するようなテクニカルなゲームもあれば、書くための発想を豊かにするゲーム、文章に芯を通すために自分なりの世界観を考えてみるゲームなどもあります。それぞれのゲームには3つのステップが用意されていて、そのゲームでどんな力を身につけることを意図しているかも分かります。さらに各ステップはヒント、モデル文、そしてコメントからなっています。
つまりとても単調な構成の本なのですが、うまくつないでありますし、コラムも利いているので通して読んでも面白く読めました。