ミニレビュー
著者は、プロデュースを『一つのビジョンのもとに、人々の力を借りて「新しい何か」を創りだし、現状を変えること』と定義しています。
プロデュース能力の中核をなすのは、ビジョンを設定する能力。
問題解決の方法論でも、問題をあるべき姿と現状とのギャップと捉えます。
このとき、「あるべき姿」をどのような高みに置くか、どのくらい具体的に描くかで、問題の大きさや種類がまったく変わってきます。
本書のアプローチは、あくまでもビジョンありき。大きなビジョンを明確に持つにはどうしたらよいか。それを仲間と共有し、実現に向けて推進するためにはどうしたらよいか。それを熱く語っています。
- ビジョンを設定する
- 戦略を提示する
- チームを創造する
- ネットワークする
- 環境を最適化する
- プロモーションする
- 成果を共有する
プロデューサーの7つの行動 – *ListFreak