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数学者の無神論―神は本当にいるのか


ミニレビュー

神は存在する、という論証を12通りにカテゴライズした上で、論理と自然科学に頼りながらひとつひとつ検討を重ねていく(だけの)本です。著者は数学者ですが、数式は出てきません。

結論から言えば、(タイトルが予測させるように)神は存在するという確かな論証は残りません。この12の思考プロセスを追って楽しむ本と見受けました。