カテゴリー
資料

心理学フロンティア


ミニレビュー

『本書は、心理学のフロンティア(最先端の分野)で起こっていることを知りたい初学者のために、コンパクトで読みやすく分かりやすい本を提供する目的で企画・編集されたものである。』
まえがきの第一文の引用です。その目的の通り、4ページ単位で50個、心理学の最近の動向がまとめられています。内容に興味のある方は、出版社の書籍紹介ページで公開されている、まえがきと目次を見てみてください。

・ ソフトカバー
・ 4ページ単位での読み切りスタイル
・ 太字で示されたキーワード
・ 脚注の充実(本文の補足や主要な論文情報など)
・ 人名、事項に分かれた索引
といったあたりに、読みやすさへの工夫が感じられます。

個人的には、脚注というか各ページの右列に参考文献などの情報が添えられているのが嬉しかった。本文を読みながら論文をGoogle Scholarなどで検索するとき、参考文献が巻末にまとめられていると面倒なんですよね。

(参考)
認知的徒弟制(学習理論)における熟達への6ステップ – *ListFreak

リスト (from *ListFreak)