ミニレビュー
帯の「対立ではなく対話。攻撃ではなく、調和。他者の否定ではなく、尊重。他者との間に生じた問題の解決に際して、私たちがないがしろにしてきた事柄がホ’オポノポノの中にある。」という言葉は魅力的ですね。
わたしの理解したところによれば、ホ’オポノポノはハワイに伝わる人間関係(主に家族問題)の民間療法のようなもので、特に定まったやり方はありません。そうはいっても共通した手順や用語、参加にあたって期待される態度はあるわけで、事例などを通じてそういった共通項を見いだしていこうとするところに本書の目的があると思います。
どうも一冊だけで理解できるものではないようなので、類書をもうすこし読んでみようと思います。