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パラサイト・ミドルの衝撃 ― サラリーマン45歳の憂鬱


ミニレビュー

monzaさんからご紹介いただきまして、現在読んでいます。
読み終えたら書評を書くつもりですが、monzaさんの紹介文以上のものにはならない、と感じました。そこでご本人の許可を得て掲載いたします。

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私は昨年の4月にご縁があって会社を替わりました。
あるプロジェクトでご一緒した社長からのお誘いに乗った形でした。

今回の転職は、自身では「誘われたから替わった。」と考えていましたが、
この本を読むことで、それだけの理由ではなく、
いろいろな理由で「会社を変わったのだ。」と振り返ることが出来ました。

20年近く働いて、「この先まだ20年以上働くのか。」と考えた時に、
自分のこと、会社でのポジション、会社の環境変化、社会全体の変化などを
普段、なんとなく考えていたようです。

このような背景があって、この先の10年20年先をどう働いていこうか、
と考えた時に、今回のお話があり、決断していたようです。

この本では、45歳という年齢と、「自分のこと、会社でのポジション、
会社の環境変化、社会全体の変化」について分かりやすく述べられています。
また、豊富なデータでその内容を補強しています。
上記の考えに対する明快な論旨があり、とても共感しました。
と同時に、45歳への応援歌とも読みました。

「次のステージへ進むためにどう考え、いつ行動するのか。」を
考えながら働くのが、2000年代初頭の気分に合っているような気がしました。
「四十で迷わず」ではなく「四十でまた迷い、決断する。」時代なのかもしれません。