ミニレビュー
機能する文章の7つの要件
意見(一番言いたいことは何か?)
望む結果(だれが、どうなることを目指すのか?)
論点(あなたの問題意識はどこに向かっているか?)
読み手(読み手はどんな人か?)
自分の立場(相手から見たとき、自分はどんな立場にいるか?)
論拠(相手が納得する根拠はあるか?)
根本思想(あなたの根本にある想いは何か?)
おおまかにいって、上記の要件のそれぞれについて解説する理論編と、議事録やメールなど様々なシーンを想定した実践編に分かれています。
この本の魅力は上のようなフレームワークよりも、著者の熱さにあると感じました。本のそこかしこから、コミュニケーションが好きな方なのだなということが伝わってきます。
事例も豊富で、とてもお買い得に感じました。ただ敢えて言えば、新書版なのに左開きの横書きというフォーマットにちょっと馴染めませんでした。
個人的に、文庫や新書は左手だけでページを繰っていけるところに魅力を感じています。
(参考)
おとなの小論文教室。 – ほぼ日刊イトイ新聞