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生きがいのマネジメント―癒しあい、活かしあう生き方へ


ミニレビュー

飯田ファンに後押しされて、三部作全部読みます!

うーん、正直に言うと「マネジメント」というタイトルの所以がよく分かりませんでした。
前作『生きがいの創造』があまりにも「生まれ変わり本」というカテゴリの中で語られることに辟易として、胡散臭くない単語として「マネジメント」を選ばれたのかな、と勘繰ってしまいました。

書評も書きづらい。中身の要約はAmazonに譲るとして、この書きづらさはどこから来るのか考えてみるに、やや辞典的というか、散漫なのではなかろうかということに気が付きました。
『生きがいの創造』は、生まれ変わりというものがありそうだし、たとえ無くたって「生まれ変わりがある!」と考えるとものすごく強い生きがいのロジックが生まれるという、シンプルな主張をこれでもかと力説してくれていました。それに比べるとこちらは欲張りすぎて読む側が(僭越を承知で言えば、書く側も)消化しきれないのかも知れません。

実際後段で、そのように意図して書かれた本である(つまり結論を導くような本ではない)ことが書かれていますが、そのことと、第1作ほど「す、すごい!」みたいなオドロキ(←いろんな意味で)が感じられないこととは違います。