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スタンフォード教授の心が軽くなる先延ばし思考


ミニレビュー

すべては「先送り」でうまくいく 意思決定とタイミングの科学』で、の参考文献で、”How to Procrastinate and Still Get Things Done“というコラムを見つけました。

Aという面倒な仕事をするべきなのに、つい重要でないBに手を付けてしまう。ありますよね。ポイントは、Aを避けて無為に過ごしているわけではないというところ。むしろAに取りかかりたくないばかりにBに没頭して、意外に(Bの)生産性が高かったりします。この先延ばしパワーを仕事の原動力にしようというのが、基本的な発想。

スタンフォード大学哲学科名誉教授の著者は、このコラムで2011年のイグ・ノーベル文学賞を受賞しています。本書はそのコラムを第1章に転載し、加筆したもの。

第1章の発想にすべてが集約されているので、冒頭のコラムに目を通せば本を通読する必要はないかも。ちなみにAとしてリストの上位に置くべきタスクの特徴は、こんな感じです。

  1. 明確に決まっている(が、実際には守らなくても何とかなる)締め切りがあること
  2. とんでもなく重要なことに思える(が、実際はそうでもない)ものであること

「意義ある先延ばし」のためにリストの上位に置くべきタスク*ListFreak

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