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だから片づかない。なのに時間がない。「だらしない自分」を変える7つのステップ


ミニレビュー

以前友人に、「整理本の決定版」を読んだといわれました。
それほど感動したくせに彼女はタイトルを覚えていなくて、
「keyという言葉が入ってる本なんだけど…」
というので懸命に探したのですが見つからずじまい。

この本を読み終えて、ふと原題を見ると
“It’s Hard to Make a Difference When You Can’t Find Your Keys“。
どうやらこの本だったようです。

机の上がきちんとしている人は事務的で面白みが無く、
散らかしている人の方が創造的に働いている気がする。

時間にルーズであることが自由人の証のように感じる。

身の回りを整理しておきたいと思いながらそうできていない人は、
たとえば上記のようなイメージをどこかに持っているかもしれません。

この本では、まずなりたい自分のイメージを明確に持つところから始めて、整理や時間のやりくりの具体的なテクニックを紹介していきます。

個人的には、予定の間に「移行時間」を入れようというくだりが気に入りました。
以前、2日間でできるだけ多くの顧客にインタビューをするために出張する計画を立てていたときの話。9時〜10時→移動→10時10分〜11時というようにギュウギュウにスケジュールを立てようとしていたら、同僚(仕事のできる奴でした)に
「人から1時間話を聞いたら、そのすぐ後に時間を取って考えをまとめておかないと却って効率悪いよ」
とアドバイスされました。
たしかにそうでした。スケジュールの間にスキマ時間を設けないと、頭も持ち物も整理できないし、あわただしくてスケジュールをこなすだけで精一杯になりがちでした。