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フリーエージェント社会の到来―「雇われない生き方」は何を変えるか


ミニレビュー

Naoさんよりご紹介を受けました。
この本では、フリーエージェントは「フリーランス+臨時社員+ミニ起業家」と定義されており、アメリカでは労働人口の1/4がこの定義に該当するとのことです。
いきなりフリーエージェントと言われると違和感があるかもしれませんが、会社勤めを続けるとしても、少なくとも以下の点は間違いないでしょう。

1. 一つの企業に勤め上げるということはほとんど無くなる
 「重要なのは、企業の寿命が短くなっているこの時代に、私たち一人ひとりの寿命は長くなっているということだ。」
そりゃそうだ、という感じですね。(企業だって自己革新を続けていますから、箱としての企業は同じでも中身はどんどん変わっていくというケースはもちろんあるでしょう)

2. 長い期間働くことになる
 「フランクリン・ルーズベルト大統領が社会保障法を成立させて、標準的な引退年齢を65歳に定めた当時、アメリカ人の平均寿命は63歳だった。しかし、現在の平均寿命は76歳だ。」
これはハッとさせられました。日本の社会保障制度もまあ似たような想定だと考えると、なるほど社会保障制度というのは維持が難しいわけだという気がしてきます。リタイヤして20年くらい余生を送るというモデルはここ数十年、経済成長と寿命が共に右肩上がりだった国の、かなり特殊な恩恵だったのでしょうか(識者のコメントを求む)。

■ 他の書評へのリンク ■
> @IT自分戦略研究室 Book Review『新しいワークスタイルを模索する読者に』

コンセプトノート