カテゴリー
資料

タイムシフティング―無限の時間を創り出す


ミニレビュー

『無限の時間を創り出す』とはちょっと胡散臭いサブタイトルですが、原著のそれは”Creating More Time to Enjoy Your Life”と穏当なものでした。

これは時間管理術についての本ではなく、「時間」に対する考え方についての本です。思い切り要約すると、「自分の意志でスピードを落とす」ことと「今に入り込む」ことが(物理的な時間でなく)感覚時間をコントロールするために必要であり、本の第一部ではその概念(タイムシフティング)について、第二部では人間関係、子供、仕事など生活の諸相におけるタイムシフティングの意義と実践について、それぞれ豊富な事例と共に説明されています。

大いに共感しながら読んではいたのですが、気が付くとこの本自体も斜め読みモード、本を閉じるやいなや慌てて書評を書いているのでした。何を学んだんだか・・・図書館から借りている本なので、後日の再読を期します。

コンセプトノート