- タイトル:すぐに実行できるのに誰も教えてくれなかった考える力をつくるノート (KEIO MCC Intelligence Series)
- 著者:茂木 健一郎(著)、箭内 道彦(著)、細谷 功(著)、内田 和成(著)、築山 節(著)、丹羽 宇一郎(著)、藤巻 幸夫(著)、小山 龍介(著)、香山 リカ(著)
- 出版社:講談社
- 出版日:2010-06-25
ミニレビュー
10人弱の著者・講師の自説がまとめられた本。Amazonの内容説明によれば「慶應丸の内シティキャンパス、人気講座待望の単行本」。慶應MCCのプロモ本ということなのかな。
それぞれの著者の本を読んだことがある人にとっては重複感が大きいと思いますが、そうでなければ誰がどんなことを言っているかが俯瞰できてよいのでは。とても平易に書かれていますし。
ひとつ難点を挙げると、見出しが華やかすぎて中身が分かりづらい。たとえば冒頭の茂木健一郎氏のレクチャー1は『1日24時間、冴え渡るには?』と題されていますが、レクチャーのまとめは『自分の“才能”を引き出す5つの方法』。そしてこのレクチャーにはさらに『「自分を変えられる人」は強い』という大見出しがつけられていて、いったい何の話なのだ!という感じになってしまっています。編集の人が見出しのインパクトに注力しすぎたのかな。
(参考)
自分の“才能”を引き出す5つの方法 – *ListFreak
仮説思考のためのチェックリスト – *ListFreak