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マハトマ・ガンディー―そのギーターと神と真理

マハトマ・ガンディーについては、高校生の世界史で習った程度の知識しかもっていなかったのですが、宗教について少しずつ勉強していく中で、やはり押さえておきたいと思い、図書館で比較的短い本を借りて読んだのがこれです。

200ページほどの薄い本でしたので、ガンディーの事跡を駆け足で追って行っているといった印象で、その思想にまでは深く入っていくことはできませんが、ざっと知るには十分だったと思います。

非暴力・不服従を貫いて、インドの独立を勝ち取った立役者という知識は持っていましたが、正直言って、インド独立のプロセスが実際にはここまで血塗られたすさまじいものであったということは、今回初めて知りました。

このような社会環境にあり、何回も挫折を味わいながらも「愛」と「非暴力」を貫き通す強靱な思想の力というものには、本当に感嘆の念を禁じ得ません。

自分自身の信念の力を鍛えるためには、やはりガンディーというのは偉大なるお手本だと思いました。(偉大すぎて、とても直接的な真似は、できそうにありませんが。