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コンセプトノート

009. 続・メイクもまた奥が深い

サイトへの掲載許可をもらおうとメールを送ったら、また面白い話を聞かせてくれたのでこれも転載しちゃいます。私が百万言費やすより、彼女に語ってもらった方がよっぽど身に染みるコンセプトノートができるような気がしてしまう・・・

こんなものでよければどうぞどうぞ。でも、大多数の男性にはメイクネタはピンとこないかも。

ピンとこないかもしれないのを承知で続けちゃいますが、「呼吸」もその一端なのですが、メイクの前に、顔にある「マイナスの力(不正な力)」をとってあげないといけないのです。ほら、よく口角がぎゅーっと下がって”への字’の口元になっているとか、眉間にぎっと皺が寄って、眉が怒っているみたいにぎゅいん、と上がっている人がいるでしょう?ああいうのが顔にかかっている不正な力です。

ぎゅーっとなっているからね、血行も悪いし、しみや皺もできやすいみたい。第一、顔としてのバランスが悪いでしょう?

まずはそういう、だめな力が入っているところから、だめな力をマイナスしてあげないと、美しい顔にはならないんです。だめな顔にいくら塗ったくってもだめ。もちろん、メイクの前に、呼吸法などで顔にかかる不正な力をマイナスすることもできるのですが、実は、メイクをすることで、だめな力をとっていくこともできま
す。(間違ったメイクをすると、余計変な力が強調されたりもするけど)

世の中に、こんなにメイクやら化粧品の新製品の情報があふれかえっているのに、「それは違うのでは〜?」と思うようなメイクをしている人が大多数なことには驚かされます。電車の中で、周りを見回してみて。美しいメイクをしている人は、ごく少数だと思いますよ。

ちょっとこれ↑ってビジネスや人生に似ていません?

もちろん、誰にでもあてはまる基本の基本(眉頭より眉尻がさがっちゃいけないとか、顔の輪郭にファンデーションを濃く塗るな、とか)もありますが、それに加えて、その人の顔かたちや骨格、力の入り方、自分の理想のイメージにあったメイクをするには、本に載っている”この夏の流行色!”とか、”一重まぶたの人は暖色のシャドウを使っちゃダメ(そんなことないと私は思います)”とかを、鵜呑みにするのはどうかなあ、と思います。

蛇足を承知で付け加えちゃいますけど、要はポリシーのないメイクはいけませんよ、ということです。起-動線でいえば、ありたい自分のない意志決定はいけませんよ、ですね。