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コンセプトノート

560. 「恵まれた」という選択

「仲間に恵まれました」 先日、ファシリテーション(議論を促す技術)のトレーニングを実施しました。数チームに分かれ、ファシリテーターを決めて議論をし、振り返る。さまざまなスキルを学ぶためにこれを繰り返します。講師役のわたし […]

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559. M字型意思決定

熟慮、しかるのち決断 「熟慮、しかるのち決断」というノートを書いたのは、もう8年近く前です。元ニューヨーク市長ルドルフ・ジュリアーニの著作からまとめた「ルドルフ・ジュリアーニの決断プロセス」を再掲しておきましょう。 いつ […]

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558. 無意識の力を借りて決断の満足度を高める

心は高次の洗練された思考を無意識に委ねることによって、最も効率的に働く。ちょうど現代のジャンボ旅客機が、人間という「意識的」パイロットの手をほとんどあるいはまったく借りずに、自動操縦で飛ぶことができるのに似ている。適応的 […]

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557. よく観るためには止まる必要がある

まずは、コーヒーブレイクを 先日、ある早朝勉強会でちょっとしたスピーチをする機会をいただきました。テーマは自由とのことでしたので、「『その場・そのとき』に最善を尽くすために」と題して、ここ1~2年のテーマである「その場力 […]

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556. 誰も信じない

「誰も信じない」人は怒らない 私が普段心がけている方法をお教えしましょう。 それは、「誰も信じない (Don’t believe anybody) 」ということ。 医療の現場では機械の故障や人的ミスは避けられ […]

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555. ただ今日のために

年初らしく1年間の目標をどう設定するか、みたいなテーマで書く材料を探していたところ、逆に「ただ今日のために (Just For Today)」という、ごく短期的な視点で作られたリストに出会いました。 『人を動かす』『道は […]

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554. 考える「枠」をいくつもつくり出す

フレーミングからは逃れられない 人が事象を単一の視点から理解するやり方はフレーミング(Wikipedia 英語版)と呼ばれます。たとえば「集団を助けるために2割が生き残る方法と8割が死ぬ方法を提示されると、期待効果は同じ […]

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553. 実践的知恵の3ゲン則

立ち往生 先日、講義中に久しぶりに「立ち往生」しました。せっかくよい質問をもらったのにうまくさばけなかったのです。 進行が遅れていたので議論を切り上げようとしたところで、Aさんが場に質問を投げかけました。何を言っているの […]

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552. 公正(フェア)に接する

フェアが重要 【公平感】 社員が雇用主の根本的な正当性を信頼できる 【達成感】 社員が仕事に達成感とプライドを感じられる 【連帯感】 社員が社会的・感情的欲求を満たせるコミュニティにいると感じられる 社員のモチベーション […]

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551. 「その場」での意思決定モデル

怒った群衆に囲まれて 2002年4月3日の朝、イラク中南部ナジャフにあるイスラム教シーア派の聖地で、クリス・ヒューズ中佐はむずかしい任務についていた。イラク戦争が始まって数週間が過ぎ、彼はイラクのイスラム教シーア派最高指 […]