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670. ランチの選択と伴侶の選択は何が違うのか

なぜ伴侶を論理的に選ばない(選べない)のか 伴侶をどうやって決める(決めた)のか。論理的な思考スキルを学ぶクラスでときどき持ちあがる疑問です。何かを論理的に決めるときには選択肢を洗い出し、判断基準で絞り込むべきですが、結 […]

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669. 信頼できる専門家

信頼できる専門家とは 「信頼の根を養うということ」というエッセイで、著者はあるTVドラマの一場面を回想します。主人公の母親が、くじける夫や子どもたちの背中をなでながら、相手になり代わって「しんどいねえ」「くやしいねえ」と […]

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668. 「わかったつもり」を乗り越える

「わかったつもり」を乗り越える  生命科学と博物誌を混交した「生命誌」という概念を提案している中村桂子博士は、かつて、「科学とは未知の現象を既知にするものではない。既知の現象を未知にするのだ」 と言っていた。 木からリン […]

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667. 思い込み予防のために「小さくなる」「試してみる」

AQ(逆境指数)とストップ!法 「逆境」に着目するという発想が面白いし、逆境に立ち向かう力や知識の多寡を指数として定量化する試みも野心的です。 理論の紹介は別の機会に譲ります。注意を引かれたのは、逆境に陥ると悲観的な考え […]

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666. 店長と皿洗いの話

ある個人レストランでの話です。店長が新しいアルバイトのA君に、食器洗浄機から皿を取り出して拭いて棚にしまうよう頼みました。 しかし取り出してみると濡れている皿があります。 「おい、皿が濡れているよ」「はあ、拭きましたけど […]

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665. Listen.

傾聴、探索、分析、行動 AQ(逆境指数)の提唱者であるポール・ストルツ氏は、困難な問題を解決するステップをLEAD(導く)とまとめています(1)。 Listen(傾聴) 置かれた状況を冷静に考える Explore(探索) […]

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664. 触媒的な質問、問い尽くすという贅沢

クエスチョン・ストーミング 問いを通じて問題に取り組む方法を生徒たちに教える専門機関、ライト・クエスチョン・インスティテュート(RQI)は、受講者(子どもも大人も)は、皆で質問を考え出すことに集中するクエスチョン・ストー […]

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663. なぜ、もし、どうすれば

来たるべき超検索エンジンに備えて テクノロジーがあらゆる質問に答えてくれる日が来ると、どうなるのか。”A more beautiful question”(もっと美しい質問)という美しい原題を持つ […]

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662. 偽の記憶を成長に活かす

偽の記憶は植えつけられる 被験者候補から、情報提供者(本人をよく知る人たち)を教えてもらう 情報提供者から、候補者が11~14歳の頃に起きた動揺を伴う経験を教えてもらう 植え付けたい出来事を経験していない人を被験者として […]

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661. 特異性信用

特異性信用  シルビア・ベレッツアが率いる最近の実験では、被験者に一流大学の男性教授を評価してもらったところ、教授たちがTシャツにあごひげという格好のときは、ひげをそってネクタイを着けているときよりも一四パーセント地位と […]