「目標を掲げればやる気が出る」というのが定説ですが、常にそうとも限りません。目標の立て方が悪いのだろうか?と感じたときには、SMARTというチェックリストがあります。
- Specific ― テーマは具体的か?
- Measurable ― 定量的に測定できるか?
- Achievable ― 達成可能なものか?
- Result-based ― 「成果」に基づいているか?
- Time-oriented ― タイム・フレームは意識されているか?
目標設定の「SMART」な原則 – *ListFreak
「SMART」に目標を掲げられたとしても、やる気が出ないときもあります。目標としての質の良し悪し以上に、その目標に自分なりの意味を見いだせるかどうかが重要なのです。
自分で立てた目標であれば、もちろん意味があるはず。ですが、実際にどうもやる気の出ない目標を立ててしまった経験は、誰にでもあると思います。
目標の意味を問うリストを作りたいと思いつつ過ごしているうちに、『最強の集中術』という本の中に良い候補を発見しました。このリストによれば、目標が「SMART」であることは3つめの問いにYesと答えられるに過ぎません。
- 自分の強みを活かした目標か?
- 本当に自分の目標か?他人の期待に応えようとしていないか?
- 実現できそうな目標か?
- その目標を本当に信じているか?
- その目標を卒業していないか?
「その目標に意味はあるか?」をチェックする5つの問い – *ListFreak
なかなか難しい問いが並んでいます。「その目標を本当に信じているか?」と正面切って問われると「そうなればいいなという程度で、本当に信じているわけではない」と答えざるを得ないような目標も、あります。
本当に信じているとしても、それを証明すること自体難しい。ただ、そういった自問自答を通じて、いま自分にとって意味のある目標を選り分けることはできそうです。