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最高のリーダー、マネジャーがいつも考えているたったひとつのこと

こんにちは、
初めて投稿します。

 以前読んだ本の中で、とても面白かったものをご紹介します。
最高のリーダー、マネジャーがいつも考えているたったひとつのこと」という本です。

 「まず、ルールを破れ(すぐれたマネージャーはここが違う)」というベストセラー(?)を書いたマーカスバッキンガム氏が書いた本です。

 優れたリーダー、マネージャーは、どんな視点を持ち、どんな行動をとっているのかを、具体例(実践的内容)をあげて説明されています。

 ビジネス書でありながら、気楽に読めて面白いです。

 リーダー、マネージャーである人にも、そうでない人にもお勧めしたい一冊です。

 リーダー、マネージャーへの記述に関連して「幸せな結婚生活について知らなければいけない、たったひとつのこと
という項目は、なるほど!と思いました。
 幸せな家庭生活にも役立つ本です (^^)。詳しくは本をご覧ください・・・。

★以下、ポイントのみ引用・箇条書きで紹介します。

■マネージャーとリーダーの違い
 これは、過去多くの人が述べてきたことですが、それらを示しつつ著者の考えを示しています。
 ・すぐれたマネージャーはチェスをする(もちろん暗喩)
 ・すぐれたリーダーは未来を描く

■リーダーは決して現状に満足しない
 よりよい未来が見えるからだ。
 「現実」と「可能性」の衝突がリーダーを燃え立たせ、奮起させ、前進させる。これがリーダーシップである

■マネジャーとして失敗しないための4つのスキル
1.きちんと人を選ぶこと
2.期待する仕事の内容をはっきり示すこと
3.褒めることと認めること 
4.部下に気づかいを示すこと

■人材を有効に活用するための3つの手がかり
1.その人の強みと弱みを知ること
2.その人にとって何が引き金となるかを知ること
3.その人独自の学習方法を知ること

■その他、心に響いた言葉
・部下が成功を収めたとき、すぐれたマネジャーは勤勉さを褒めず、うまく強みを活かしたからこそ成功したと褒める

・リーダーとしての成功を左右するのは、どんどん複雑になる顧客区分ではなく、ターゲットになる顧客層を決め、そのニーズをはっきりと描いてみせる能力だ。これが従業員の自信を左右する

・人をしたがえたいのであれば、未来という森のなかで前進の度合いをたしかめる尺度を示さなければならない

・個人の継続的な成功の為に大切なことは「何をするかではなく、何をしないか」

■目次です
第1章 「たったひとつのこと」について知る必要のある、いくつかのこと
第2章 マネジャーとリーダー――どうちがうのか?
第3章 すぐれたマネジャーはチェスをする
第4章 すぐれたリーダーは未来を描く
第5章 何をするかではなく、何をしないか
第6章 三つの主張
第7章 これで成功は継続しない
エピローグ アンバランスであることをめざして