ミニレビュー
ご存じ岡崎太郎さんの新刊。「自己啓発」という、胡散臭く思われがちな言葉をタイトルに据えられたのでちょっと驚きました。このあたりの逆張りのセンスが岡崎さんらしいですね。
お金のことやキャリアに関する漠然とした不安のことなど、様々なトピックが並んでいますが、通底しているのは「自分で自分に枠をはめていないか、問い直してみたら?」というメッセージだと思います。
たとえば、目次から少し引用すると:
・自分の給与を疑ってみろ
・あなたは、今、会社を辞められますか?
・誰があなたの将来を考えてくれるのか?
・あなたの最悪は何だろうか?
・思考をどんどんストレッチさせろ
という感じ。
いろいろ問われて考えているうちに、「夢」をバージョンアップしたくなるという仕掛け。さらっと読めて前向きになれる本です。