ミニレビュー
またいかがわしい題名ですが(笑)、なかなかどうしてよい本です。
34の「いい話」を講義に見立て、著者のオグ・マンディーノが案内をしていきます。章立ても大学らしく第一学年から始まって大学院まで。
その「いい話」とは、具体的には、デール・カーネギーやベンジャミン・フランクリンなどの著作や著名な実業家の講演です。
読んでみると、「いい話」というのは必ずと言っていいほど自分の経験談、他人のエピソード、有名人の逸話など、「具体的な事例」があることに気がつきます。
そういう観点でぱらぱらめくりながら、ショートスピーチの心得のようなものを抽出してみました。この3つに気をつければ、ちょっとしたコラムやスピーチもぐっと締まるかと思います。たぶん。
・一貫したテーマ
・具体的な事例(事実 and/or 例え話)
・簡単に覚えられる「法則」あるいは「決め文句」
ちなみに原書はこちら:
Og Mandino’s University of Success