ミニレビュー
これだけ情報が流通している日米ですが、エアーポケットのように思いもかけない情報格差があったりします。
Dr.Seuss(ドクター・スース)もそのひとつ(一人)だと思います。アメリカでは彼の絵本は子供向け絵本の定番中の定番ですが、日本での知名度はそれほど高くありません。大きな理由は、彼の絵本の面白さは音読の面白さにあるために日本語に訳すのが難しいからでしょう。
この『きみの行く道』も、原書はAmazon.comで120近い書評を集めながら、その平均が5つ星という、すさまじい人気の絵本です(Amazon.comにはドクター・スースの専門コーナーまであります)。
内容は、旅立とうとする少年へのメッセージ集。絵本ではありますが、年齢を問わず新しいことにチャレンジする人に贈るのにふさわしい本です。
2年ほど前、失業中だったわたしに作業スペースを貸してくださったのが(株)ニューウォーカーの葉倉社長。起-動線のコンセプトの5割はこのオフィスで作りました。その葉倉さんが創業記念のプレゼントとしてこの絵本を贈ってくださったのです。
そしてこの本、実は葉倉さんの会社が企画編集を担当されています。
チャレンジするこころを失わないために、このカテゴリに入れておきます。