ミニレビュー
原著は1987年。訳者あとがきにあるように、ネット以前に書かれたことによって、ITやネットの有無に関係なく大事なことは何かが浮き彫りになっているように感じました。
スモールビジネスをやっている人はきっと勇気づけられますし、ためにもなると思います。事業機会を見つける話、スモールビジネスならではの強みの話、お金の話、顧客の話などいろいろある中で、個人的に読み返しているのは「商売のセンス」の章。
引用:
一般的に、音楽や運動の能力が生まれついての先天的才能だとされる一方で、ビジネスの能力は大人になると身につけることのできる後天的才能だと思われている。しかし、ぼくが考えるに、商売のセンスも、他の多くの能力と同じく、若いときには身につけやすいが、年をとるに従ってなかなか身につけることが難しい。
がーん。とはいえ諦めるわけにはいかない。ちなみにその章の見出しはこんな感じです。
・粘り強さ
・事実に向き合う
・リスクを最小に
・現場から学ぶ
・数字に強くなる