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誰とでも15分以上 会話がとぎれない!話し方66のルール


ミニレビュー

分かりやすさが受けてヒット中という評を読み、手にとりました。

「誰とでも」「15分以上」「会話がとぎれない」!
15分間は、けっこう長いですよね。でも「はじめに」で、早くもできそうな感じがしてきます。

引用:

■まず5分! > 相手の話をとにかく「聞く」
■スイスイ10分! > 自分の気持ちをちょっぴり「話す」
■楽勝で15分以上! > 相手に「質問」しながら話題を広げる

なんだ、修飾語を削れば「聞く」「話す」「質問する」じゃないか、なんて言っていたら、会話が途切れてしまいます。書評も途切れてしまいます。

本書が焦点を当てているのは「気持ち」。おなじく「はじめに」から引用します。

引用:

「会話は言葉のキャッチボール」ではなく「気持ちのキャッチボール」なのです。
話し方のテクニック以前に、この基本を忘れないようにしましょう。

本文では、かなり具体的に、言葉の使い方を例示してくれています。

たとえば、「……ですか?」よりも「……なのでしょうね」と聞くほうが相手が答えやすいという箇所では、こんな感じです。

引用:

 ずいぶん素敵な異性に、特定の恋人がいるのかどうか尋ねたいときも「彼氏(彼女)はいるのですか?」より「素敵な方がいらっしゃるのでしょうね」と遠まわしに聞いたほうが、答えてもらえる可能性が高いです。

コンセプトノート