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「話す力」が面白いほどつく本―効果は“スグに”現れます!


ミニレビュー

例えば「話力アップのポイント」は、
「か」―簡潔に
「い」―印象深く
「わ」―分かりやすく
と覚えます。

話題を見つけるヒントは「ま・み・む・め・も」、
挨拶の心得は「あ・い・さ・つ」。

極め付きは「言葉に心を込める”態度”は『せ・め・て・あし・ふく・くせ』!」というやつで、これは「背・目・手・足・服・癖」に気をつけようということ。

「日本の正しきハウツー本だね」「こういうの企業研修でやってそうだなー」と、やや斜に構えて読んでいましたが、分かりやすく伝える工夫をされている点は大いに学ばなければなりません。たとえばこの頭文字をつなげて覚えるスタイル ―日本語版のacronym― 何と呼ぶのか知りませんが、有効な工夫です。

役に立った点を一つ挙げると:
「え〜」とか「あの〜」とか、話の冒頭に付けがちですよね。この、撲滅が難しい癖に対して、「え〜」という代わりに「口を閉じて鼻から息を吸う」、いわゆる腹式呼吸をしてみなさいとありました。腹が据わるし余計なことを言わなくて済む。

幸い「え〜」癖は少ないほうですが、今週の講義で意識してやってみました。なるほど歯切れと声の通りがよくなった…気がしました