ミニレビュー
タイトルの通り、名リーダーと目されている著名人の事例を引きながら、リーダーシップを発揮するためのコミュニケーション術をまとめた本。下記のような人々がフィーチャーされています。
コリン・パウエル 米国務長官
ピーター・ドラッカー 経営学者
ルーディ・ジュリアーニ 元・NY市長
ジャック・ウエルチ 元・ゼネラルエレクトリック社CEO
ウィンストン・チャーチル 元・英国首相
キャサリン・グラハム 元・ワシントン・ポスト社主
シェリー・ラザラス 米国最大広告代理店O&M社・会長兼CEO
ロザベス・モス・カンター ハーバード・ビジネススクール教授
ハービー・ペニック プロゴルフ・コーチ
オプラ・ウィンフリー トークショー司会者
マザー・テレサ ノーベル平和賞受賞・宗教家
ビル・ヴィーク 元・シカゴ・ホワイトソックス・オーナー
人を中心にしているせいか、全体に体系立っていない印象を受けましたが、随所にまとめがあって読ませる配慮がなされています。
(参考)
*ListFreak – 成功を収めた米国大統領に共通する5つの要素
(印象に残った言葉)
リーダーの偉大なる遺産とは、当人が舞台を降りてからもその仕事がさらに引き継がれるということにある。(p210より、マザー・テレサの成果を評して)