ミニレビュー
引用：
ドラッカー教授から名言集の編集をまかされて一年が経った。集めた名言は七〇〇〇を超えた。その七〇〇〇の名言から、「社会的な存在としての一人ひとりの人間とその仕事」をテーマに約二〇〇を選んだものが本書である。
（「編訳者あとがき」より）
図書館で借りたのですが、半分くらいのページに折り跡、いわゆるドッグイヤー(dog ear)がありました。
通勤電車の中で読んでいて、覚えておきたい言葉に出合い、ちょっと折り目をつけた。ちょっとのつもりが、降りるときには折り目だらけになっていた。そんな感じでしょうか。図書館の本を折るのはルール違反ですが、気持ちはよく分かります。
実際、そういう本です。引用されているのはせいぜい2行から5行程度の短い文章ですが、短いがゆえに含むものが多い。
（参考）
「ところを得る」感覚 ― 辞めることが正しいとき（コンセプトノート）