ミニレビュー
累積納税額日本一という、最強のキャッチコピーをお持ちの斎藤一人さんの本。テーマを一言でまとめるのが難しい本ですが、人生観の本といえばいいでしょうか。穏やかな語り口(文章も、付属のCD-ROMも)でメッセージも受け入れやすい。
ご本人は無宗教と書いてありますが、読んでいると仏教や神道からもざっくばらんにいいとこどりをして、自分なりの宗教(という言葉が適当でなければ、信念の体系)を作られています。
いろいろ語られているのですが、個人的に面白かったのはこのあたり。
「過去は変えられるけれど、未来は変えられない」
これが現実です。
なぜ、過去が変えられるのかというと、昔のことを思い浮かべるとき、過去の出来事はもう「思い出」ですよね。「思い出」というものは、後でいかようにも変えられるんです。
なぜ未来が変えられないのかはよく分かりませんでしたが、過去が変えられるというのは言い得て妙です。
つづきはコンセプトノートで。
> 「人生に消しゴムはあるのか 」