ミニレビュー
ワークショップのファシリテーションを数多くこなされている著者らしく実践的なアドバイスが満載。
例えば「プッシュとプル」(p85)。ファシリテーターは中立とはいえ、ただ立っているだけでは場が動かないので、提案をしたり攻撃的な質問をしたりする「プッシュ」と、待つ・身を引くといった「プル」の両方が必要であること。
例えば「合図のベル」(p88)。グループワークなどの計時は時計でやっていましたが、この本を読んでからキッチンタイマーに任せることにしました。ちょっとしたことですが、安心して場に注意を向けられるので効果大でした。