起-動線の会員でもあるohashiさんのサイトCYBERLOGUEで、フォーラムの話題に「英語学習研究会」があり、そこでohashiさんが紹介されていた本です。現在は絶版となっており、アマゾンのユーズドストアで入手しました。
内容は、ohashiさんご推薦の通り、非常に論理的で説得力に富み、有益でした。現在では、すでに英語学習における発音や文法の重要性は、いろいろなところで説かれるようになってきていますが(たとえば英語・発音・語彙)、この本は、その理由を非常に理論的に説明してくれています。自分がなぜここまで英語に苦労してきたのかも、本当によくわかりました。
また、現在自分がやっている、リスニング中心の勉強方法も、それなりに悪くはないものの、飽きっぽいたちで次々に教材を変えるのはよくなかったと反省させられました。
ただし、書かれた時代の関係で、アメリカの子供用の文法書の入手が難しいというコメントがあったり、音声練習でテープの利用を薦めていたりするところがありますが、これは現在ではアマゾンとか、MP3プレーヤーとか、CS放送とかが利用できるので、そう思って読む必要がありますが。
ともあれ、一度は通読し、自分の勉強の仕方を見直してみるのにとてもいい本だと思います。
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